ここでは預貯金の相続に関連する主な解決事例をご紹介します。
預貯金
名義預金等の解明のため、訴訟を経て、調停により遺産分割を実現した相続解決事例
最終更新日 2024年12月4日 ご相談 Xさん(60代、女性)は、父が亡くなり、母やきょうだいから遺産分割調停を申し立てられた(1回目の調停)ため、驚いて、当事務所に相談しました。 当事務所の活動 当事務所は、調停において、母名義の預貯金等が、いわゆる名義預金であるとして、遺産に含めるよう主張したところ、調停が取り下げられたため、母名義の預貯金等について、遺産であったが、母によって引き出されたと […]
すみやかに遺産を調査し、一連の遺産分割をワンストップで終了できた解決事例
最終更新日 2022年6月20日 ご相談 Xさん(20代、女性、会社員)とその兄弟は、母と離婚した後疎遠になっていた父が病死したことを父方の親戚伝いに知りましたが、共同相続人それぞれが独立し別々の場所に住んでいたことなどから、約1か月半近くの間、父の遺産の整理について具体的に話し合うことができずにいました。 その中で、Xさんら共同相続人は、法律上、相続放棄ができる期間(熟慮期間)が相続開始を知った […]
亡くなった母の生前に預貯金を取り込んだ兄の使途不明金を追及し、調停において不動産とともに相当額の金銭を取得できた遺産相続解決事例
最終更新日 2022年6月8日 ご相談 Xさん(60代、男性、無職)は、母が死亡後しばらくたって、兄Y(60代、男性、無職)から、母の財産の大部分を取得するとの遺産分割案を示されました。 Xさんは、もともと、長男であるYが多めに相続することは容認するつもりでしたが、Yの分割案があまりに不公平であることから、不信感を抱き、母の預貯金の取引履歴を調査したところ、母の生前に、Yが多額の預貯金を繰り返し引 […]
通帳を見せてくれないきょうだいとの間で円満に遺産分割協議を成立させられた相続解決事例
最終更新日 2024年9月15日 ご相談 Xさん(50代、女性、会社役員)は、父が亡くなった後、父を世話していたきょうだいのY(40代、男性、自営)に父名義の通帳等を見せてほしいとお願いしましたが、見せてくれず、遺産を取り込まれたものと思い、遺留分を請求したいと考え、当事務所を訪れました。 使途不明金を遺産相続で追及するには? 当事務所の活動 当事務所は、Xさんに不動産について固定資産評価証明書を […]
母の生前から死後にかけて母の預貯金をたびたび取り込んだ兄から使途不明金を回収できた遺産相続解決事例
最終更新日 2022年2月13日 ご相談 Xさん(60代、男性、職業不詳)は、母が死亡し、四十九日明けに、兄Y(70代、男性、職業不詳)と遺産相続の話をしました。 Xさんは、Yに母の通帳を見せるよう求めましたが、Yから「通帳をなくした」などと言われたことから、不審に思い、銀行等から取引履歴の開示を受けたところ、母の生前から死後にかけて、母の預貯金がたびたび引き出されていることがわかりました。 Xさ […]
父の遺産について、仮処分や税務調査を利用し多額の遺産を取得できた遺産相続解決事例
最終更新日 2024年9月15日 ご相談 Xさん(50代、女性、無職)は、父が死亡後、兄Y(60代、男性、職業不詳)から実印等を持ってくるよう言われ、銀行系の何らかの書類に実印を押してしまいました。 その後、XさんがYに遺産相続の話を持ち掛けると、Yは跡取りは自分であるなどとして、遺産分けを拒否されたため、多くの財産を欲しいわけではないが、相続人の一人である自分が一銭も財産をもらえないのはおかしい […]
遺産分割調停で、母の遺産を生前から死後にかけて取り込んだ兄から相続分の金銭等を回収できた解決事例
最終更新日 2022年2月13日 ご相談 Xさん(50代、女性、会社員)は、死亡した母の百箇日法要が終わった頃、兄Y(60代、男性、無職)と母の遺産相続の話をしようとすると、兄が不機嫌になり、金融資産の開示にも応じませんでした。 後日、母の口座の取引履歴を調査したところ、母の生前から死後にかけて、母名義の口座から預貯金が50万円ないし100万円ずつ、多数回にわたり引き出され、残高がほぼゼロになって […]
相続前に兄が取り込んだ父のお金を取り戻すことができた解決事例
最終更新日 2022年2月13日 事案 Xさん(50代・女性・無職)は、兄Y(60代・男性・無職)が父の生前に父名義の預金を父に無断で引き出すとともに、父に兄が相続するとの遺言を作らせ、父の死後、父の財産を独り占めしようとしたため、当事務所を訪れました。 当事務所の活動 当事務所は、Yらに遺留分減殺請求するとともに、Yが取り込んだ預金について、Yと銀行を被告として提訴しました(同時審判申出訴訟)。 […]
相続の前哨戦-親族による財産取り込みを解消したケース
最終更新日 2022年2月13日 事案 高齢のKさんは、認知症が進んだため、後見が開始されました。成年後見人の職務を行うこととなった当職が調査すると、Kさんの親族が、Kさんに無断で、Kさんの銀行預金数千万円を引き出していることが判明しました。 問題点 この場合、Kさんの親族も悪いですが、払い戻しに応じた銀行の対応にも問題があるかもしれません。 そこで、取り込まれた数千万円をどちらに請求するのかが問 […]